横浜駅でJR東日本がシンガポールCrownとロボットバリスタ「Ella (エラ) 」を使い無人化・省人化によるコーヒーサービスの実証実験!!

①店舗情報

J 東日本旅客鉄道株式会社(JR 東日本)は、 シンガポールのスタートアップ Crown Technologies Holding Pte. Ltd(Crown ) 社のロボバリスタ「Ella (エラ) 」を導入し無人化・省人化によるコーヒーサービスの実証実験を12月から、東京駅と横浜駅でスタートする事をリリースしました。

1.海外スタートアップとの共創活動

JR 東日本がシンガポールで展開するオープンイノベーションプラットフォーム“One&Co”を活用し、“イノベーションテーマ”と“直面する課題”を組み合わせ、ソリューションを生み出す“海外スタートアップとの共創活動フロー”により、駅の持つ可能性をさらに拡げ、新たな収益確保と価値創造を実現します。

今回、このフローから導き出されたソリューション第一弾として、Crown 社とエキナカで提供するコーヒーをより楽しく便利なものに進化させ、お客さまのニーズや社会環境の変化に即した新しい駅の在り方を実現す
るための共創活動を実施します。Crown 社との共創活動では、コーヒー×デジタル×AI の観点でコーヒーサービスが直面している課題の解決とサービスレベルの向上に取り組みます。狭小スペースでコーヒーサービスを可能とするロボバリスタの導入により、カフェ、待合室、券売機跡地など駅施設の配置や機能を見直し、限られた駅構内のスペースを有効活用することによって Beyond Stations 構想で掲げる“これからの駅の姿”を実現していきます。

2.共創活動第一弾:ロボバリスタ「Ella(エラ)」

(1)特徴・スペック

Crown 社が開発したロボバリスタ Ella は、バリスタが行う一連の作業を無人化したテクノロジーです。“人手不足の解消”や、利用者や回転率が低下することに伴う“飲食店舗の収支構造の改善”などの課題を解決するとともに、非接触・非対面というコロナ禍で高まったお客さまのニーズにも応える製品です。

(2) オーダー方法と決済方法

① モバイルオーダー(クレジットカード決済)
Crown 社開発のアプリを使うことで、待ち時間無しでコーヒーを受け取れます。
② タッチレスオーダー(交通系 IC 決済)
Ella に搭載されたタッチパネルからオーダーします。オーダーを受けると躍動するロボットアームと、その動きに応じた色鮮やかな LED ライトの演出で上質なコーヒーをお客さまに提供します。

洗練されたデザインや温かみのある UI(ユーザーインターフェース)やコーヒーを待つ時間を楽しんでいただくなどの新感覚の UX(ユーザーエクスペリエンス)により、エキナカのコーヒーサービスを向上させます。

3.テストマーケティングについて

ロボバリスタ Ella 導入に伴うカフェオペレーションとサービス効果を検証するため、東京駅と横浜駅にてテストマーケティングを実施します。テストマーケティングは 2021 年 12 月を予定しています。(詳細は確定次第)テストマーケティング終了後は、ロイヤルカスタマー向けサービスとして、AI 分析を使ってカスタマイズしたお好みコーヒーサービスを提供予定です。また、JRE パスポートの本格導入時にコーヒーサブスクリプションサービスとして提供するなど、より便利に、より手軽にご利用いただけるよう更なるサービスの実現に向け、Crown 社と日本法人の立ち上げを予定。

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